こんにちは、オンライン英会話ENC/GNAスタッフです。
本日は、石川さまクローズアップ最終回。
石川さまがバックパッカーをされたときのお話と、ダバオへいらしてくださった時のお話です。
まだ前回、前々回のお話をご覧になっていない方はこちらから。
石川さまのバックパッカー
様々な国でホームステイを経験し、異文化交流を深めた石川さま。
67歳のとき、100か国をめぐって英語の先生になろうとしていた方が行くと言う、バックパッカーの旅に参加させてもらうことに。
チームは3名。
10キロの荷物を背負い、贅沢はせずお金に制約を持つ20日間の旅です。
ところが、石川さまバックパッカー一向がちょうどパキスタンの山奥にいた2011年9月11日。
ニューヨークの世界貿易センタービルへ飛行機が突っ込み、同時多発テロが勃発。
山の方までは正確な情報が入って来ず、体感では戦争が起きたのかと思ったというほどに事態は急変。
緊迫した空気の中、即刻下山して帰国を余儀なくされました。
それから石川さまは7回ものバックパッカーの旅を経験。
死海
ナザレ
バルト三国
パキスタン
北イタリア
ロンドン
シチリア島
スペイン
世界遺産マテーラ
巡った場所はざっとあげるだけでもこんなにあります。
シチリア島ではヨーロッパ最大の活火山、エトナ山の、地熱で靴が焼けそうなエリアまで行ったのだとか。
危険なところもいっぱい!と驚かれる方も多いかもしれません。
石川さまは世界を巡って「危険なところへは行かない。夜は絶対出ない。」という、
基本とも言える安全対策を徹底して守るようにしているそうです。
スペインの街並み photo:freepic stockvault
スペインをバックパッカーで訪れたときは、
建物に入るまでに防犯のため4枚の扉があったり、日曜日は警察が少ないから気をつけるようにと現地の方に言われたり。
このときはチームの2人が目の前で堂々と胸ぐらを掴まれ、ジャケットから物を取られそうになったとか。
「私は小さい年寄りだったからされなかったけど・・・」と観光ツアーで訪れた時との差に驚愕されたようでした。
何かを盗るならこっそり盗るだろう、スリだって罪悪感があるだろうという考えも、日本で育った私たちだから思い浮かぶこと。
数々のバックパッカーの旅を経て、石川さまは至れり尽くせりのツアーで訪れる、日本人観光客の甘さを痛感したそうです。
とても勇敢でバイタリティ溢れる石川さまは、それでも誰かと関わることを恐れません。
「自分に自信があるわけではないけれど、どこへ行っても人間は一緒。」
英語がうまくなくても、相手と話したいという気持ちがあるから通じるし、
伝えたいという気持ちがコミュニケーションを育む。
「自分が心を開かなかったら人は寄ってこん。」
「たいそうな人ならほっとっても人が寄ってくるけど、じっとしていたら誰も寄ってこんのよ。」と、
石川さまの目は今も世界を向いています。
石川さまのダバオ訪問
石川さまはこれまで、「生い立ち&なれそめ編」でコメントを下さった安藤さまにアレンジしていただいて訪れた初回を合わせて、
3回もENC/GNAダバオオフィスをご訪問くださっています。
3回目はダバオでテロが起きた直後にお1人でいらっしゃいました。
テロの場所も見てきたそうですが、
訪れたのはちょうどドゥテルテ大統領がダバオを訪問していた時で、特にセキュリティが厳しくかなりの治安のよさを感じたそうです。
ダバオはフィリピンの中でももともと安全な街で有名ですが、
2年前くらいから店内に入る際に持ち物のチェックがあったり、
セキュリティガードがたくさん街に置かれるように。
生活するうえでは全く問題を感じないし、かえって安全になったと仰っていました。
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「海外へ行くと、日本で見ているのとは全然違うそこの文化が分かるし、自分の物の考え方が変わってくる。」
「若い時は時間とお金がない。年取ったら時間はあるけど勇気がない。
どんなにいいものを着ていいお化粧をしようと、経験が人を豊かにするのよ。」
「行こうと思う時に行かないとチャンスが逃げてしまう。」
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世界を巡ってきた石川さまならではの含蓄のあるお言葉でした。
ダバオを訪れる方へのおすすめ
石川さまがダバオを訪れるに当たって、
ニル先生から日本の文化について何か知りたいとリクエストがあったそうです。
ENC/GNAの講師たちは、日頃レッスンをしている生徒様の住む国日本には、やはり格別な関心を示します。
そこで、石川さまは日本の”Sake”、大吟醸・吟醸・酒の違いや、
床の間・廊下・たたみなど、日本の建築についての説明を英語で出来るようにと準備をされたそうです。
日本の昔の建築は紙と木だったこと、ふすまや障子をどう説明をするか。
改めて辞書をひいて初めてわかったことがたくさんあったそうです。
当り前のように知っているものを説明することは、理解することに繋がるし、英会話の勉強にかなり役立ったと仰っていました。
以前ENC/GNAで開講した短期集中コースでも、
『英語で日本文化を紹介』や『英語で新発見!日本紀行』など、
日本のことを海外の方へ話すことに特化したコースが人気を集めました。
石川さまは、これからダバオを訪れる機会がある方は、
英語学習のためにも、日本の話をするための材料を持っていくといいのではとおすすめされています。
講師からのメッセージ
3話に渡ってスポットを当てさせていただいた石川さまのお話、いかがでしたでしょうか?
そんな石川様へまたまた講師よりメッセージが届いております。
レイモンド先生からのメッセージ
Miss Tazuko is a very dedicated student.
Her determination of continuing her English studies is truly remarkable .
She would always tell me that she always gives time of English vocalization, meaning saying an English word or a sentence 40 times.
AMAZING!
Teacher Raymond
Tazukoさんはとても熱心な生徒さんです。
英語を学び続けるという意志の強さは本当に並はずれています。
いつも時間をかけて英語を声に出して言います。
つまり、英単語や文章を40回も繰り返すのです。
素晴らしい!
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ケーシー先生からのメッセージ
Miss Tazuko is one of my regular student and I can tell that she really improved because she is so eager to learn.
She loves to tell stories and I love listening to her.
She’s a charming, loving and sweet person.
I’m happy to met her in person.
Teacher KC
Tazukoさんは私のレギュラー生徒さんのお一人です。
彼女は学ぶことに意欲的なので、本当に進歩したと言えます。お話しをいろいろとしてくれますし、それを聞くのも楽しいです。
チャーミングで愛すべき素敵な人です。
実際にお会いできて幸せです。
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石川さま、たくさんのお話を聞かせていただき、このたびは大変ありがとうございました。
これからも講師・スタッフともども、石川さまの英語学習を応援して参ります☆
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