こんにちはオンライン英会話ENC/GNAスタッフです。

今日は昨日の記事の続きで、
ENC/GNAスタッフ里永くんが、青年海外協力隊として実際赴任したボホールでのお話をご紹介したいと思います。

実は里永くんが赴任していたのは、ちょうどボホールに大きな地震や台風が訪れた時期でした。
そのときの様子も含めてお届けいたします。
前編『フィリピンとの国交正常化60周年 キリノ大統領のお話と青年海外協力隊』こちらから

①青年海外協力隊 フィリピン 里永バイク

 

ENC/GNAスタッフ里永くんが青年海外協力隊として実際赴任したボホールでのお話

 

7、赴任中は、ちょうどボホールに大きな地震や台風が訪れた時期ですね。
実際現地で思ったことを教えてください。

①レイテ島にて

台風被害が大きかったレイテ島にて

「2013年10月の地震、11月の台風ともに、たまたまマニラにいたので直接的な被害は受けませんでした。
ボホールでの生活を始めたのが11月からと地震発生後すぐだったので、
赴任当初はインフラが崩壊し、水道や電気がよく止まって大変だったのを覚えています。」
崩れたチョコレートヒルズ

ボホール地震により崩れたチョコレートヒルズ

「これまでボホールで地震が起こることはほとんどなかったそうで、
現地の人にとってもショックが大きかったようです。

その後ボホール地震被害への支援として日本からの募金を使った小学校の再建、
台風ヨランダ被害への支援として子どもたちへのお楽しみプログラムなどを実施しました。」

②レイテ島にて  

③レイテ島にて

「災害で失ったものは多かったと思いますが、復旧・復興へ向けた再建の速さに驚き、フィリピン人の力強さを感じました。」

④レイテ島にて

里永くんは先輩隊員が企画した、
台風で被害を受けた子たちと歌を歌ったりボールで遊んだり理科の実験をしたりして、元気になってもらおうという活動で2回レイテ島へ。

⑤レイテ島にて

日本の協力隊だけでなく韓国、ドイツ、アメリカのボランティアたちも参加してくれた活動だったそう。

⑥レイテ島にて

レイテ島1年後

台風から1年たったレイテ島

8、協力隊の活動で、達成できたと思うこと、まだやり足りないと思ったことは?

⑤青年海外協力隊 フィリピン 里永

組合員農家の方々などと

「配属された農地改革省ボホール州事務所というところは、
僕が初めての外国人ボランティア受け入れということで職員の皆々様方非常に暖かく迎えてくれました。

また農家の人にとっても、変な日本人が急にやってきて『ボランティアしに来ました!』と、
訳も分からなかったと思いますがそれでも暖かく迎えてくれました。

ある意味僕を協力隊に導いてくれた姉がボホールに来てくれた時は、
同僚の家、農家さんの家それぞれで姉も一緒に晩御飯をごちそうになり、
そういった国を越えた人との繋がりができたのは幸せに思います。

協力隊員として農業面で結果を残せたことはほとんど無かったですが、
たくさんの人と繋がって良好な関係が築けたことが達成できたことだと思っています。

僕の後任が4月から赴任して活動を開始してくれますので、
その良好な関係の下、次はより専門的な部分(特に加工品の改善)に取り組んでもらえたら嬉しいです。」

9、里永くんが感じたフィリピンの人の魅力を教えてください。

「適当なところ、ルーズなところです笑」

「そのくせ、なにか問題が起こっても素晴らしい適応力でなんとか場を乗り切ってしまう強さ、見習いたいところです。
『適応力の強さ』という言葉がフィリピン人にはぴったりだと思います。」

「急に車がオーバーヒートしてしまっても自分でなんとか直してしまう、
難しければ近所の人がなんやなんやと出てきて一緒に直してしまう。
そんな光景が当たり前の国民性が魅力だと思います。」

お祭り

ボホールの州都タグビララン市で毎年開催されているお祭り

10、赴任中に楽しかったこと、大変だったことについて教えてください。

「言葉の壁が一番辛かったです。」

「相手が何を言っているのか、何を考えているのか、とにかくさっぱり分からず、
ボランティア活動をしに行ったのに相手が何を求めているのか理解できず辛い日々が続きました。」

②青年海外協力隊 フィリピン 里永

「楽しかったのは協力隊員として過ごすことができた2年間全て。」

「協力隊は昔からの夢だったため、自分が協力隊であるということ、
フィリピンのために活動ができているということが嬉しくて、幸せな日々でした。

2年という長い期間で見ると辛いこともたくさんありましたが、
それら含め自分にとって貴重な経験で、協力隊員になれたことを誇りに思う2年間でした。」

11、最後に、青年海外協力隊に参加して自分が成長した、変わったと思う点があれば教えてください。

「『海外』が身近に感じるようになったこと。」

「協力隊に参加する前は海外というのは遠く違った世界にあるものだと感じていましたが、
実際に生活してみるとそんなことは全然なくて、同じ時間が平等に進んでいると感じました。

プロジェクトがなかなか進まずフィリピン人に泣かされたこともあった2年間でしたが、
フィリピン人に助けられた2年間でもありました。

関係構築→課題発見→問題提起→実行 という一連の流れを現地の人とともに実現できたので、
マネジメント力なり、なんらかの力がついて成長できたかなと思います。」

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青年海外協力隊としてフィリピンを訪れ、思いがけず災害支援も経験した里永くんは、
やりたいこと、やれること、思うようにいかないことに悩まされることもあったようですが、
言葉や文化が違う国で、人と繋がって活躍できる実力を身につけて日本に帰ってきました。

自分とは違う考え方を持った人の良いところも悪いところもそのまま受け入れ、
さらに誰かのために頑張ることに喜びを感じられる心も彼の大きな財産でしょう。

彼のような若い力の活躍に、期待せずにはいられませんね☆
貴重なお話をたくさん聞かせてくれた里永くん。
ご協力ありがとうございました☆

 

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